■FMトランスミッター機能を試す

「FMトランスミッター」とは、機器から微弱なFM放送電波を出し、簡易FM局にできる機能です。 電波法に抵触しないので無線免許や放送免許はいりません。

※携帯音楽プレイヤーの「iPod」用などにいろいろ売り出されていますが、 ここで解説するW32SAはこの機能を標準装備しています。



自作音楽やSD-Audio、着うた・フル、はたまたムービーの音声など携帯電話で聴ける音楽をこの機能で簡易FM放送局化して カーステレオやミニコンポなどから聴くことができます。
またコンポなどの録音機能を使えば著作権の関係でPCに落とせない着うたの音楽などもMD等に保存できると思います。 （やや音質は悪くなりますがこれは非常に便利だと思います）



カーステでW32SAのFMトランスミッター機能を使用してみましたので書いておきます。
※車種：トヨタ スープラ
まず、ミュージックプレイヤーで聴きたい音楽をかけて、メニューから出力「FMトランスミッター」を選択 カーステ側をデフォルトの79.1MHzにします。 （周波数は79.1〜83.2MHzで変えられるようです。）
携帯を車内のどの位置においてもほとんどブチブチ雑音も入らずなかなか音質もよかったです。 但し車のアンテナ（長い）がめちゃくちゃ感度いいっていうだけな可能性もありますが・・・。

ケータイのちんけなスピーカーと違ってやはり趣があります。
解約後もこの機能が使えるかは謎なのですが・・・使えたらいいなぁ。
このカーステはCDもMDも聴けないおんぼろカセットデッキなのですが、 これからはテープに録音する手間も省けるし、 お気に入りの音楽をW32SAに満載するだけでドライブに、デートに行けますね。
相手がいないけど。

※2006年2月11日追記
用事で車に乗り渋谷に行った時に使用したところ、渋谷の地方FM局が79.1MHzだったらしく、
そっちの音声が混じったり聞こえなくなったりしました。
また、停車中や走行中も場所によって雑音が増えたり他周波数の音声が入ったりでいまいちクリアな音声が聞かれない場合もありました。
近いところに固定しないと電波負けする可能性が高いかもしれません。
特に都市部では。